
こんにちは。管理人のヨッシーです。
今回は、モバイルバッテリーの選び方とパススルー機能について紹介します。
モバイルバッテリーを持っている人はかなりたくさんいるのではないでしょうか。
スマホのバッテリー充電環境が維持される目安は概ね2年。
経年劣化によってバッテリーの持ちが悪くなったり、スマホの利用時間が多かったりすると、フル充電でも一日持たないなんてことは、よくあることです。
そんなとき、モバイルバッテリーを持っていれば安心なのですが、ついつい忘れてしまって、都度買い足しをして、気づけば大量のモバイルバッテリーが、、、という人も少なからずいると思います。
災害時などに停電が起きれば、充電することはできなくなるわけで、モバイルバッテリーの台数が多いことは決して悪いことではないですが、できればこれ!という一台を決めたいものです。
とは言え、どれを選べばいいものか、、、。
モバイルバッテリーの選び方と意外と知られていない、パススルー機能について紹介します。
容量から選ぶ

モバイルバッテリーの容量はどんどん増え続け、今では26800mAhという大容量のものまであるほどです。
ここまで行くと、スマホの充電だけでなく、ゲーム機やタブレット、ノートパソコンの充電まで複数台同時に行えるほどです。
ちなみに10000mAhの容量を持つバッテリーで充電できる目安は以下の通りです。

あくまで目安であり、端末の使用状況やバッテリー自体の使用回数によって異なる場合もありますが、4000mAh程度あれば普段使いとして問題ない範囲だと思います。
10000mAhあれば、バッテリー自体の充電を忘れていたとしても、充分に機能を果たしてくれそうです。
充電速度から選ぶ

モバイルバッテリーの充電効率・充電速度もどんどん上がっていっており、1~3.4Aの商品をよく目にします。
この数値が高ければ高いほど、充電効率・充電速度が速く、短時間で充電することが可能になります。
正確に言えば、V(電圧)×A(電流)=W(電力)の数値が高ければ高いほどということになるのですが、基本的には5Vの電圧に対しての電流の量を示しているので、「A」の数値が高いものが、充電効率が良いと考えていいでしょう。
PSE対応の商品を選ぶ

少し前、モバイルバッテリーから出火したり、モバイルバッテリーが原因でスマホ自体に異常が発生したりするニュースが世間を騒がせました。
それを受けて、モバイルバッテリーはPSE規格の認定を受けなければ販売できないようになりました。
まだ、制度導入前の製品が残っていたり、個人輸入等で規格外の製品を目にすることがありますが、安全のためには使用を控えた方がいいかもしれません。
パススルー機能の有無で選ぶ

パススルー機能とは何でしょうか。
モバイルバッテリーと言えば、容量や充電速度にばかり目が行ってしまいますが、パススルー機能の有る無しでは大きくその性能を違えます。
パススルー機能について説明していきます。
パススルー機能とは
モバイルバッテリーそのものに蓄電する動作を充電、モバイルバッテリーを使ってスマホに蓄電する動作を給電といいます。
PSE規格の制度導入前、多くのスマホは充電と給電を同時に行うことができませんでした。
その頃と言えば、一つのコンセントを使ってスマホを充電しつつ、もう一つ別のコンセントを使ってモバイルバッテリーの充電をしなければならなかったものでした。
また、モバイルバッテリーでスマホを充電するときは、モバイルバッテリーの充電はできませんでした。
パススルー機能とは、モバイルバッテリーを充電しながら、同時にスマホの充電を一度に行える機能を言います。

この機能があることで、コンセントは一個口で済みますし、給電をしながら充電できるので、コンセント接続時は常にモバイルバッテリーの充電が100%の状態をキープしつつ、スマホの充電をすることができます。

また、その場を離れなければならなくなったとしても、コンセントから外すだけで、スマホの充電状態をキープできます。

この機能は大事ですね。
スマホを頻繁に利用していて、充電が一日持たないという人には欠かせない機能だと思います。
容量については一日のうちでの充電回数に応じて、価格と比較しつつ選んでいくのが良いでしょう。
充電速度は速いに越したことはないですが、スマホ本体がそれに耐えきれない場合があるので、取説を参照しつつ、適合範囲内の「A」を選ぶのが良いです。
パススルー機能についてはその有無で充電の仕方がまるで変ってきます。
パススルー機能のあるモバイルバッテリーを選ぶのが善ですね。